矯正症例⑥(すきっ歯・正中離開)
投稿日:2023年8月9日
カテゴリ:成人矯正(空隙)
すきっ歯・正中離開の治療例(術前・術後)と解説
年齢・性別 | 10代男性 |
---|---|
治療期間 | 2年8ヵ月 |
抜歯 | なし |
治療費(税込) | 190,000円 |
備考 | 床矯正 |
リスク・注意点 | ・治療後の保定装置の装着を使用しないと、後戻りしてしまう可能性が高くなります。 ・矯正治療中の歯の移動による痛みは、個人差があります。 ・治療中は、噛み合わせの違和感などを感じる場合があります。 |
矯正担当 | 日本矯正歯科学会認定医 宮下 貴代 |
問題点
・上顎正中離開。下顎前歯が上顎歯肉に噛みこみ干渉。
・大臼歯前後関係→上顎前方方位
・これから萌出する永久歯のスペース不足
・下顎が後退した上顎前方位
・臼歯部高径が低い
治療説明
他院で過剰歯を抜歯したことで前歯が離れていることが気になるとの主訴で来院された患者さまです。
診断の結果、高径が低い、下顎が後退傾向にある叢生だったため、第一期矯正によって主訴である正中を閉じて前歯の干渉を改善、さらに上下とも顎骨の拡大によって永久歯萌出スペースを確保しました。永久歯列完成後、第二期治療について再検査の上、見直し相談予定です。
■ 他の記事を読む■