矯正症例①(叢生)
投稿日:2023年8月9日
カテゴリ:成人矯正(叢生)
叢生の治療例(術前・術後)と解説
年齢・性別 | 20代女性 |
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治療期間 | 2年7ヵ月 |
抜歯 | 無し |
治療費(税込) | 990,000円 |
備考 | ブラケット矯正 |
リスク・注意点 | ・治療後の保定装置の装着を使用しないと、後戻りしてしまう可能性が高くなります。 ・矯正治療中の歯の移動による痛みは、個人差があります。 ・治療中は、噛み合わせの違和感などを感じる場合があります。 |
矯正担当 | 日本矯正歯科学会認定医 宮下 貴代 |
問題点
・上下ともがたつき(叢生)が強く、左側舌側転位により交叉咬合(下の歯が上の歯よりも前に位置している状態)。前歯の唇側傾斜、正中のズレ、臼歯の近心傾斜、臼歯咬合面の急傾斜。
・咬合平面の傾斜により下顎が拡大傾向。
・口唇の突出感および緊張感。
治療説明
傾斜した歯軸の修正と下顎犬歯間幅の拡大によって配列を目指しても、前歯の後退がかなうスペースを生み出すのは難しく口唇の緊張感を鑑みると上下左右第一小臼歯抜歯の上、遠心移動を行うのが望ましいと診断しました。
患者さまは抜歯をせず矯正をご希望されていたため、審美性、実用性を考慮しながら、患者さまとのヒアリングを重ね、希望に沿って矯正治療を実施し、問題点を改善しました。
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